複数のネットショップ(Shopify・BASE・STORESなど)から注文データを書き出すと、店ごとに項目名がバラバラで、毎回手で並べ直している——という方は多いと思います。注文が増えてくると、それを棚の並び順に手作業で並べ替えるだけでも一苦労です。
セット商品を扱っていると、さらに面倒が増えます。注文には「セットA」としか出てこないのに、実際にピッキングするのは中の部品ひとつひとつ。手で展開しながら数えるうちに、数え間違いも起きやすくなります。そして、棚の場所が決まっていない商品の注文に、出荷直前になって気づいて慌てる——そんな場面に心当たりがあれば、この道具はそのために作られています。
なお、注文が1日数件、商品も数十種類程度で、表計算ソフトの手作業でも間に合っているなら、無理に道具を増やす必要はありません。ネットショップの管理画面や受注管理システムにピッキングリストを出す機能がすでにあるなら、そちらを使ってください。この製品はどのネットショップにも接続しません。
複数のネットショップから書き出した注文データと、棚の場所を書いた一覧表(あればセットの部品構成表も)を渡すと、棚を歩く順番にきれいに並んだピッキング表、セット商品も部品単位まで分解した検品表、棚の場所が決まっていない商品だけをまとめた欠品表——この3種類のPDFが自動でできあがります。
棚の場所が決まっていない商品はピッキング表から除かれ、理由つきで欠品表に回されるので、出荷直前に慌てて気づくことがなくなります。項目名の違い(「注文番号」でも「注文ID」でも)もある程度自動で吸収してくれますが、判断に迷う場合は無理に推測せず、エラーで止まって知らせてくれます。処理はすべてお使いのパソコンの中だけで完結し、注文内容や住所などの情報がどこかに送信されることはありません。
実際にお使いいただくには、多少パソコンの操作に慣れた方か、社内外の詳しい方に用意してもらう必要があります。一度セットアップすれば、あとは普段の作業の中で使えます。用意ができれば、注文データと棚の場所の一覧表(あればセットの部品構成表も)を渡すだけで、ピッキング表・検品表・欠品表の3種類のPDFが自動でできあがります。
ご購入前に、無料版でご自身のお店のデータを使って一度試してみることをおすすめします。
無料版でも機能は隠していません。制限しているのは量だけです。一度に処理できる注文は10件までという制限があり、それ以外——商品の行数、棚の一覧の件数、PDFのページ数——には制限がありません。表の作り方や項目、エラーの出し方も購入版とまったく同じです。
上限を超えると、注文が何件あったかを表示したうえで、PDFを作らずに処理が止まります。黙って一部だけ処理したり、理由を言わずに失敗したりはしません。
サンプルの注文データ(2件分)・棚の一覧・セット構成表と、そこから実際に作ったピッキング表・検品表・欠品表のPDF3種が同梱されています。無料版の上限(10件)を試すための11件分のサンプルデータも入っており、試してみると実際に処理が止まり、何件超えていたかが表示されます。
これは受注管理システムそのものではありません。ネットショップ側の注文状況の更新や出荷通知、在庫の読み書き、外部サービスとの自動連携、ログイン機能、送り状の発行、バーコードスキャナーとの連携は行いません。各ネットショップのデータ形式が将来変わった場合の自動対応もしていません。
対応していないデータ形式もあります。文字コードがUTF-8ではない一覧表のファイル、Excelファイル(xlsx)そのもの、PDFからの読み取りには対応していません。複数の倉庫をまたいだ在庫の最適配置や、棚と棚の距離を考慮した移動経路の最適化、ロット・期限・シリアル番号の管理も対象外です。セット商品は数量による部品展開のみに対応しており、「AかBを選べるセット」や代替品、在庫状況に応じた構成変更はできません。
生成したPDFについて、開発環境にPDFを画面で開いて確認する手段がないため、目視での見た目確認は行っていません。代わりに、PDFのデータそのものを解析して、ファイル構造や日本語の文字コード、フォント指定が正しいことをビルドのたびに機械的に確認しています。PDF内の日本語表示はPDFの標準フォント名を指定しているだけで、フォントの実体は同梱していないため、実際の見え方はお使いのPDF閲覧ソフト次第です。
単品買い切り 14,800円です。BOOTHで販売しています。月額料金、従量課金、ライセンスキー、オンライン認証、コピー防止の仕組みはありません。件数の上限はプログラムの中に書かれた数値にすぎず、技術的には外せてしまいます。それでも購入をお願いしているのは、対価としていただいているのが「動かす権利」そのものではなく、今後の更新や問い合わせ対応だからです。
購入いただいた方と同じ事業者の中であれば、台数の制限なく使えますし、作成したPDFの帳票を商用で使ったり、外部に提出・共有したりするのも自由です。制限されているのは、ソフトウェア本体を再配布したり転売したりすることだけです。
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