取引先のGmailにメールが届かず、550-5.7.26 This mail has been blocked because the sender is unauthenticated. のような英文の届かない通知や、「メールが送信できませんでした」という件名の通知が返ってくることがあります。
2024年2月にGmail側の受信ルールが変わり、すべての送信者に一定の送信元認証が求められるようになったため、昨日まで届いていたメールが急に届かなくなる、という事態が起きやすくなっています。原因は自社の会社のドメインの送信元設定にあることが多いのですが、送信に使うサービスを増やしてきた結果、その設定が長く複雑になっていて自分では触るのが怖い、設定を書き換えられる人が別にいて自分では直接触れない、という方に向けた道具です。
届かなかったメールの通知を1つ渡すと、拒否された理由の意味、現在のドメイン設定に潜む問題点、直し方の案を日本語で診断します。修正案は「この案を適用しても、今まで送れていた送信元が送れなくなることはない」ことまで機械的に確認したうえで提示され、確認が取れない案は「要確認」として何が変わるかを名指しで示します。さらに、お名前.com・さくらインターネット・Cloudflare・ムームードメイン・エックスサーバー・バリュードメイン・汎用、という国内でよく使われる管理画面の実際の入力欄の名前に合わせた変更手順を作ってくれます。設定を書き換えたり、メールを送信したりすることはありません。
実際にお使いいただくには、多少パソコンの操作に慣れた方か、社内外の詳しい方に用意してもらう必要があります。一度セットアップすれば、あとは普段の作業の中で使えます。
届かなかったメールの通知ファイルを渡すだけで診断が始まります。インターネットに接続しない環境で、見本データを使って動作を確かめることもできます。通信するのはドメイン設定の問い合わせだけで、見本データを使えばそれも発生しません。メールの送信や設定の書き換えは行いません。
無料版は、1回の診断でドメイン1つまでという制限です。診断結果と修正案は全文表示され、詳しい確認機能もすべて動きます。制限されるのは、変更手順が先頭12行のプレビューまでという点、変更手順をファイルとして保存できない点、購入版でできる50ドメインまでの一括診断ができない点だけです。
この分野は無料ツールが非常に強い分野です。 Google Admin ToolboxのCheck MXやMessageheader、MXToolboxの確認ツール、日本語なら「送信ドメイン認証 かんたん設定センター」(無料・登録不要で、国内の管理画面別の入力手順まで出ます)で自分の問題が分かり、直し方も分かるなら、それで十分で購入する必要はありません。とくに国内の管理画面向けの変更手順という点では、「かんたん設定センター」が正面から競合しており、この製品だけの取り柄ではないと正直に書いておきます。
その上で残る違いは3点です。1つ目は、提案する変更が既存の送信元を失わせないかを機械的に確認してから提示する点で、変更後にどの送信元が使えなくなるかを名指しで計算する無料ツールは調べた範囲では見当たりませんでした。2つ目は、届かなかったメールの通知に含まれる元のメッセージの情報から、送信元を自動で取り出す点です。3つ目は、パソコンの中だけで完結し、メールの中身も設定の応答も外部へ送信しない点です(調べた無料ツールはほぼすべてブラウザ上のフォームでした)。
設定が1行で済んでいて送信に使うサービスが1つだけの方や、1回だけ調べて終わりの方には無料ツールで十分です。
単品買い切り9,800円(税込・アップデート込み)で、BOOTHで販売しています。ライセンスキーもオンライン認証もありません。
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